広島の牡蠣
出野水産 企画・広報の出野恵梨です。
広島名産といえばまずはじめに声が上がるのが「牡蠣」。
ぷりっぷりに身を膨らませた広島産牡蠣は全国の方に大人気です。
私の友人である神奈川県出身の夫婦は、旅行で広島に来てくれた際
宮島で食べた殻付き焼きガキのあまりの美味しさに、
神奈川へ昼出発の新幹線に乗らないといけないのに、
早朝広島駅のホテルを出発し
わざわざ焼き牡蠣を食べに宮島へ再度行ったほど、ジューシーな牡蠣を広島では堪能できます!
全国で生産されている牡蠣の58.2%が広島産で、生産量全国1位です。
広島の牡蠣は、身が殻の割に大きく、ぷりっとした濃厚な味わいといわれています。
牡蠣の旬は10月~2月。近年では夏に水揚げする夏牡蠣なども登場し、1年中美味しい牡蠣が食べられるようになりました。
現在食用として出回っているものの大半が養殖で、日本では約500年前に広島で初めて行われたといわれています。広島県で牡蠣の養殖が盛んなのは以下の理由より、自然環境が牡蠣の養殖に最適だからです。
◎広島湾は島々に囲まれ、波穏やかで潮の流れが適度にある
◎水温変化がしっかりある
◎ほどよい塩分濃度
◎豊富なプランクトン
以上の理由から、非常に恵まれた環境で育った広島の牡蠣はすくすく育ち
広島の名物となったのです。
また瀬戸内海に牡蠣筏(かきいかだ)が広がる夕暮れの風景は実に美しく
ほれぼれとするほどです。