ちくわには
なぜ穴が空いているのか??
そんな疑問を持ったこと
一度はあるのではないでしょうか??
1年に一回ほど
地元草津小学校の3年生を
工場見学でお招きするのですが
その時も質問コーナーでも
出てくるのが
ちくわには
なぜ穴が空いているのか??
ちくわの穴に
きゅうりをいれたら
お弁当のおかずに最適だし
オクラをいれて
磯部揚げにしたら
最高のおつまみになるし
カリカリに焼いたら
ちくわチップスにもなるし
もはや
ちくわの穴は
何を入れるために
わざと空けてるのか???
とまで思えてきちゃますよね 💡
ほんとにそうなの??
という疑問に
今日はお答えします
なぜ竹輪には
穴が空いてるのか??
その答えを
単刀直入に言うと
製造工程の過程で
必然的にできるものだから
ようするに
ちくわをつくる時に
穴が空いちゃうんだよね
って話です 💡
そもそも
ちくわが食べ始められたのは
1115年
平安時代です
槍の先に
白身魚のすり身を巻き付け
火で焼いて食べられていたのが
ちくわの始まりです
焼きあがったちくわを
槍から外すと
真ん中に穴が空いてるのを
想像できるよね??
均一に通すには
槍の先に巻き付けて
火の中で槍をくるくる回すと
効率がよいし
美味しかったのでは??
と平安時代の調理人の知恵に
思いを馳せます
そして
現在のちくわのつくり方も
根本的には同じで
パイプにすり身を巻き付けて
火床の上を転がしながら
焼き上げます
ちくわの表面は
火があたりパリッと!
ちくわの中側は
パイプからの熱伝導で
ジューシーに焼きあがるのです!
外はパリッ
中はジューシー
ちくわの穴の秘密は
ここなのです 😆
なので
ちくわに穴が空いている理由は
2点
①製造工程の理由
②おいしく焼き上げるため
なのでした 💡
練りものコンシェルジュ
いずえりでした