人としてしなやかでありたい
見た目や所作はもちろんのこと
人との接し方や態度
心の持ち方にしなやかさを
どちらかというと自己評価を
超ド級の真面目人間としているので
たびたび壁にぶちあたる
31歳になって思うのは
正義感を
むやみやたらに振りかざすことは
いろんな人やモノを傷つけることが
多いということ
世の中は白と黒の
はっきりした世界ではなく
グレーの部分が多い
黒に近いグレーなのか
白に近いグレーなのか
濃さは違えどグレーで溢れている
でも先に進むためには
痛みを伴っても
白黒はっきりつけないといけない時
もある
守るべきものがあるからだ
現状維持は衰退
守るためには前進しかない
じゃあ大事なものを守るためには
どうすればいいのか
白黒はっきりつける強固な部分と
グレーを許容する柔和な部分を
持ち合わせる
つまりしなやかになることだ
周りの人たちと
対面でいがみ合うのではなく
みんながしあわせになる
方向を向いて
一緒に歩を進めたいのだ
柔らかいけど
ふにゃふにゃで頼りない
強いけどカチカチで味がない
人生山もあれば谷もある中で
芯をしっかりと通すけれども
包み込むような
懐のやらわかさを併せ持ち
しなやかに人生を生きぬきたい
心の底から美味しいと
わたしが思うかまぼこは
硬すぎず柔らかすぎず
ぷりっとしなやかな食感
そんなかまぼこのしなやかさに
行き方を学ぶ日々である
練りものコンシェルジュ
「いずえり」こと出野恵梨でした